自身のテリトリーで勝負する

人間には生まれ持った資質があり、努力で改善できるものと不可能なものが存在します。
知らない人とはコミュニケーションをとることが苦手なことを意味する人見知りは、営業職に就く場合はハンディーになると思われがちです。
しかし、対面を必要としない仕事は多く、営業職でもテレフォンアポインターやネット販売であれば気持ちをコントロールしながら働くことが出来るため、コミュニケーションが苦手イコール社会不適合者とはなりません。
人見知りの方は、コツコツ努力をして地道に成果を積み上げることに適した方が多く、社交的な方より信用度を高く評価される傾向があります。
社交的な方は、相手の領域までズカズカと入り込むことがあるため警戒心を抱かれやすく、社交的な方イコール営業職に向いているとは一概にはなりません。
知らない人とはコミュニケーションをとることが苦手な場合は、相手方が自身の領域まで入り込んで来るまで待っていれば良く、案外、社交的な方とは相性が良いものです。
相手方は何か良いことがあるだろうと興味を持ってわざわざ相手の領域に入り込んでくれるのですから、期待外れとならないようにシッカリと準備をしておく必要があります。
ネットを使ったサービスが拡大しており人見知りの方でも能力を発揮できる仕事は国内外問わず増えていますが、コミュニケーションが欠如していることにハンディーを感じているのであれば医療機関で適切な措置を受ける選択もあります。
ハンディーを克服した経験は仕事に活かすことが出来、同じ悩みを抱える者の救いになり得ます。